誰も愛情の取扱について知らない家族

久し振りに帰っても食事は適当だったり、ともすれば誰もいなかったりする。 誰かいない場合でも、行き先について誰も知らなかったりする。 みんな勝手にやっていて、一体感とかはない。 全員揃っても会話に困る。 私と父親の間にあるのは断絶で、「家族!」…

「恵まれている」という呪い

私は恵まれた環境で生まれて育った。「あなたは恵まれているわね」と数えきれないほどの他人に言われているので、そうだろうと思う。親にも言われてきた。だがその言葉に全ての反抗を封じられてきた。言われるたびに息苦しかった。 恵まれているからこそ羨ま…

一緒に過ごしたい人は誰ですか?

あなたが一緒に人生を過ごしたい人は誰か、と聞かれたら、家族とか、恋人とか、そう言った大切だと思っている人を挙げるでしょう。 それが、もし、選択しなければならない局面になったら、どんな順番になるでしょうか? 親 兄弟姉妹 パートナー 子 孫 概ねこ…

親子という選べない関係性

今困っているのは「欠点をあげつらってそれについての文句しか言わない」と言う性格について。 例えば嫁姑問題で有りがちなイメージの「贈り物をしても文句しか言わない」「家事をすると至らない点ばかり指摘して人格まで否定する」「何もしないと礼儀知ら…

子供を抱いてみるか訊かれることについて

子供が産まれた友人の家に行くと、粗方されるこの質問(と言うか勧め)「子供、抱っこしてみる?」 私はこれがとても苦手だったりする。 まず、自分に子供がいないことや近い親戚や身近に子供が少ないことから、「抱っこ」なるものに慣れておらず、力加減や…

名前のこと

友人が日記を書いている。彼は昔、物書きを目指していたことがあり、文章はとても綺麗だしハイペースで長文の日記を書くので、時々覗いては大量の未読分の日記を読む。彼のデザインは美しいので、無性にそれが見たくなって訪れる。訪れた。 表向きは謙虚だけ…

はじめる

素敵な夢を見て起きたら誰もいなかった。一人で寝巻きのままミルクティをつくり、昨日買っておいた美味しいチーズケーキを食べて、何もせずに過ごす。 今日は楽しいことだけしようと決めている。以前、同居人に「はてなブログ作ったら」と言われていたことを…